このような悩みを解決します。
この記事の内容
充電式ピンネイラの中からオススメする機種やその理由、機種ごとのメリットデメリット特徴などを紹介します。
目次
一押し機種その1 MAX充電式ピンネイラ TJ-35P4-BC/1825A 18V 2.5Ah
1台目はMAXで、
けっこう前からあるシリーズのバージョンアップ4作目です。
4代目からしばらく更新されてないので、
ある程度熟成されたモデルだと思います。
この機種の良さは仕上がりが奇麗なことと、
打ち込みがスムーズで小気味よく充電式にしてはスピーディ
あと2.5Ahのバッテリーを付けた状態だとけっこう軽いことです(1.9㎏)。
間違っても5.0Ahのモデルを買ってはいけません。
電池の重さで取り回しが格段に落ちます。
2.5Ahでもかなり電池が持ちます(1充電で2.5Ahは約2,500本)
ので購入の際は間違えないようにしましょう。
あと、中古の機種は買わない方が無難です。
内部の構造的に使用量に比例して不具合が多めな工具の部類ですので、
ハズレを引く可能性が高いです。
予備電池はあった方が便利というか、予備工具が無ければ必須です。
電池切れでストップじゃ仕事になりませんからね。
TJ-35P4-BC/1825Aのメリットとデメリット
正直デメリットはあまり思いつかないのですが、強いて言えばケースがデカい。
釘打ち機等と兼用してコストを抑えたいのはわかるのですが、
邪魔くさいのでもう少しコンパクトなケースにしてほしいです。
もう一つは、
他に使う工具がマキタやハイコーキが多いと充電器の流用が出来ない。
だいたいの現場作業者はマキタかハイコーキのどちらかが多いので、
もしもの為に充電器は必須で必然的に道具の総量が増えてしまいます。
あと、やはり機械的な部分的でエア工具に比べると壊れやすいところですね。
ビス頭に当たるとピンが詰まったり、ベロが欠けたりすることがあります。
そこを考慮してもホースが無いのが最高にいいので使いだすと手放せませんが。
メリットは、
1 バッテリーを2.5Ahを選べば軽い(1.9㎏)。腰にぶら下げても負担になりにくい。
2 打ち込みが小気味良く、連続打ち込みスピードが速い。
3 ピンが無くなりきる前に、音と光で残量少ないことを教えてくれる。
電池も無くなった時に同様に教えてくれる。
4 握った感じのしっくり感が強い(個人的感想)
5 打ち込み仕上がりが奇麗(注意 コンタクトトップの減り具合を見て適時交換が必要)
6 充電式ピンネイラ全般のメリットですが、エア式に比べるとピンの打ち抜けが比較的少ないと感じています。
一押し機種その2 マキタ 充電式ピンタッカー (PT354DSH)
この機種も軽いので取り回しが楽です。(1.8kgバッテリー含む)
巾木だけなら重くても構わないかもしれませんが、
ダイワだと腰に付けたり、頭より上部の作業になるので軽さは重要な要素です。
マキタ充電式ピンタッカー (PT354DSH)のメリットとデメリット
デメリット
1 10.8vなので他の工具で同じ電池を使っていなければこれだけの為に充電器が必要になること。
18vや36vがだいたいの現場の主要な充電工具になるので、
一種類の工具の為に別の種類の電池が増えるのは意外と負担になります。
これから10.8vの工具を増やしていく気があるのであれば問題にはならないでしょう。
2 使用感がもっさりしています。
トリガーを引いてからピンが出るまでワンテンポ遅れる感じであまり好きじゃないです。
3 連続打ち込みスピードがやや遅く感じられる。
メリット
1 軽い(1.8kg)
考え方の違いにはなりますが、
マキタの40vで揃えてる人は40Vmaxピンタッカ PT001GRDXでも良いと思います。
ですが重さが2.3㎏です。0.5kgの差はかなり違うので、
取り回しを取るか、凡庸性を取るかの選択になります。
価格も40vの方が高くなります。
2 10.8v製品全般に言えることですが価格が他機種に比べて安いです。
3 ケースが比較的小さめ。
4 ドライバ交換が簡単
MAXの場合折れたら修理に出すしかないですが、マキタはその場で交換できます。
5 充電式ピンネイラ全般のメリットですが、エア式に比べるとピンの打ち抜けが比較的少ないと感じています。
性能面をMAXと比較すると小気味良さでMAXがリードしています。
ですがマキタもコストパフォーマンスが勝っているので予備的に試しに買ってみるのにはいいのではないでしょうか。
ちょい使いや、コンプレッサーをいちいち出したくない場面で重宝します。
まとめ
私は個人的に軽さを重要視しているのでこの2機種がオススメになりました。
性能面は一昔前はMAXが先頭を走っていたのですが、
最近は他社が追従してきているので何とも言えない状況です。
逆に言えば性能が拮抗してきているので
持っている電池で揃えるのも賢い選択だと思います。
充電式のピンネイラを使ったらもうエアーには戻れないくらい便利です。
打ち抜けの少なさも地味に良いです。
この記事が参考になれば幸いです。